やっていけクソデッキ

クソデッキをたくさん作って、本物のデッキを見つけ出すデュエマブログ。

「ゼロ」の向こうへ~ネクストレベルドローゴー~

こんにちは、北白河です。今回は前回紹介した【ドローゴージョーカーズ】をさらに掘り下げて新デッキを作っていこうと思います。テーマは「攻めのドローゴー」です。やっていきましょう。以下だらだら。

零再誕!(ゼロリバース)

 そもそも【ドローゴージョーカーズ】とは、ジョーカーズのトリガー生物やジョーカーズGR生物、あと0コストで出てくるジョーカーズをこれでもかと投入することであらゆる角度から《ジョリー・ザ・ジョルネード》を出す(そのために、手札を可能な限り貯め込むため一切マナチャージをしない)デッキである。

 まごうことなきクソデッキなのだがこれがなぜか勝ててしまうため、考察の価値ありと判断した。ちなみに勝てるデッキは【覇道】や【ジョーカーズ】など、特にトリガー対策をせずに突っ込んでくるデッキである。そりゃ勝てるわ。

 

 回していて気付いた点は2つ。手札のダブつきっぷりと、《ルナ・コスモビュー》が思ったより仕事をしないことである。前者はまあシールド以外から出てきてほしくないカードが7割を占めるこのデッキにおいて当然と言えば当然なのだが、後者はやや予想外だった。出るのが遅く、ジョーカーズでもなく、1打点。ドロー強化は確かにありがたいが、もう少し即効性が欲しい。

 ここから導かれるのは、手札枚数を速度に変える手段の追加である。一般的にそれはマナを払って行うものでは?しかし、「ゼロ」をもって行える展開手段は非常に少ない。最初は《転生スイッチ》で適当なトリガー生物を戻して《MEGATOON・ドッカンデイヤー》でフィーバーするプランを考えていたのだが、これがまあ出ない。考えてみれば手札とシールドにそれぞれ特定のカードを要求する時点でかなり無理がある。対象のない《転生スイッチ》や盾からめくれる《ドッカンデイヤー》の不快感は《サイバー・I・チョイス》をもってしても覆すことができなかった。その先に向かうには、「天啓」が必要だった。

 

壱誕!(ワンバース)

 

 その「天啓」は、あろうことかまつがん師父が持ってきた。いやまあ持ってきたのはデッドマンだけど

 

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「ゼロ」を超えた「one」

 《”魔神轟怒”万軍投》。「GR召喚を3回する」。という単純かつ強力な効果に加え、手札を捨てれば最大「1」までコストが軽くなる。いかにゼロチャージを狙うこのデッキとはいえ、一枚くらいならマナに落とす余裕があるはずだ。では、どうやって手札を捨てるのかというと。

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「one」へと至る「ゼロ」

 《神出鬼没 ピットデル》で「ゼロ」をもって落とすのだ。クソ高い要求値だけ乗り越えれば最速で後手1ターンに決められることを考えると、リスクに見合ったリターンと言えるだろう。あとは残りの枠を色の合うトリガーで埋めれば大丈夫だ。

 かくして、デッキは完成した!

 

糞再誕!(クソリバース)

 

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デッキパワーが「one」

※《烈王"轟怒"飛流投》→《”魔神轟怒”万軍投》

※《洗脳センノー》→《全能ゼンノー》

 

 あっ、ダメそう…

 

 とはいえ、以前の完全トリガー頼みの展開と比べれば自分から動けるパターンは格段に増加した。動き方としては、基本的には依然と同じくドローゴーを繰り返し、手札に《ピットデル》《万軍投》セットの準備が整ったら火マナチャージから投げつけていく。殴ってきたら《ジョルネード》でカウンターするのは相変わらず。色とトリガーの減少によりやや受けが弱くなったものの、SST含めて防御トリガー24枚はさすがに心強い。というわけで、ここにワンチャージドローゴーは成った!

 

 ちなみに、根本的な弱点である踏み倒し対策は何一つ解決されていない。あきらめよう。